2023年改訂版
生態コード |
ルイウの身体に組み込まれたコード。ルイウリーダーで読み取れる。同一コードの場合は分裂するタイプや兄弟個体である可能性がある。人工ルイウはこのコードを手動で指定できるため、偽造が可能。 |
ヌシルイウ | 特定地域に留まっている大型かつ高レベルのルイウ。瀬戸大橋の龍、阿蘇山のウデムシ、はじまり編の大蛇などが該当。 |
愛玩(ペット)としての所有 | 可能。基本的に攻撃性の低い個体かつ3レベルまでとされている。飼育時に届出が必要。 |
ルイウ同士での争い | 強さを示し合う下克上や縄張り争いも確認されている。 |
・喋ったり感情を持つルイウの条件
人のような感情を示したり、人の言葉を話すルイウ。これらは少ないが一定数存在している。言語や情緒を獲得するのは以下の条件。
1、ルイウ生成時にプレイヤーの肉体が巻き込まれ、人のデータ(メモリー)が入った。あるいはルイウが人を食べた事で言語能力を得た。
2、元々IQが高い個体でルイウが自力で言語を得た
3、MOになったプレイヤーが言語機能を残したままルイウ化した
また、知能の高い個体の中には理性がコントロールできる個体も多く確認されている。
・人工ルイウと歴史
2015年辺りで平坂師走が愛玩目的のルイウを人為的に製造する技術を作成したが、未完成の状態でその技術が第三者によって裏社会側で拡散されてしまう。
2016年から人工ルイウの姿を確認するようになり、未完成かつ手動で打ち込んだ非正規の生態コードのせいで本来の強さとは異なるレベルの表示(レベルアクシデント)を起こす。これによって負傷事故が増えた事で社会問題となり、製造行為が違法として規制される事になったが、制作技術そのものが拡散されているため、今でも根絶されていない。(2023年 VSアベンジ編参照)
2016年頃にルイウリーダーの読み取り精度を上げるため、ルイウの体感的な強さの測定情報を集める目的でルイウ現地調査団が設立される。システム側で観測出来なかったルイウの生態、環境、レベルの調査を中心に行う。ライセンスではなくボランティア活動であり、手軽な社会貢献として参加する者が多く、調査員の数は多い。
2023年時点ではルイウ現地調査による情報が多く集まり、ルイウリーダーの読み取り精度が改善された。レベルアクシデントの事故は現在ほぼ無いと言われている。
ルイウウイルス感染による急性的な暴走症状。
ルイウの体を構成している細胞から作られたウイルスで、ルイウの全身に含まれている。プレイヤーの体内にこのウイルスが入り込むと、脳内の神経伝達物質が急激に反応し、理性や判断能力の制御が利かなくなり、ルイウのような攻撃意思を持つ。
ウイルスは時間をかけてプレイヤーの細胞をルイウの細胞へと変化させ、最終的にプレイヤーを完全なルイウへと変えていく
負傷直後 | まだ何も起きない。手慣れているプレイヤーはこの時点で解毒剤を飲む。 |
数分後 | 軽度の傷なら自然治癒で塞がる頃。寒気や頭痛に加え、意識混濁が始まる |
数十分後 | 意識・自我が消失し、MO発症となる。本人は夢遊病のような状態のため暴走時の記憶はない。 |
数時間後 | ひとしきり暴れて体力切れを起こす頃。格上相手に解毒剤を打ち込む場合、チャンスとなる。 |
数日~1週間後 | 人としての生存能力を失っていく期間。まだ解毒剤で間に合う範囲。 |
2週間~1ヶ月 | 医療専用の解毒剤であれば間に合うが、間に合わない時もある。 |
それ以上 | ルイウ化が完了しているため、討伐の扱いとなる。 |
・MO状態のプレイヤーと対応
状況を把握できず、味方が目の前にいても認識できない。
暴走時の記憶はないが、暴走直前のことは覚えている。一般的な闇落ちとは違い、「単一の暴走」が特徴。
通常は会話ができないが、遅効性の解毒剤を投与されると、一時的に正常な判断で話すことができる。また、抑えていた本音が叫び声となって漏れることもある。 力を制御せずに無差別に暴れることが特徴で、隠れて技を避け続けることで、相手はやがて体力を消耗し動きが鈍る。その隙を狙って気絶させるか、解毒剤を用いて鎮静させる方法がある。
熟練者であれば、これらの基本を押さえて対処すれば、ほとんどの場合において制止することが可能である。
・MOのプレイヤーに噛まれたり引っ掻かれた場合
MOの侵食の度合いで二次感染が左右される。MOになって間もない場合は侵食率が低いため、噛まれたり引っ掻かれても大丈夫だが、数日置いてリベンジしにいく場合はルイウ化が進んでいるため、かなり危険である。自身がMOにならないためにも解毒剤を持って挑むこと。
・解毒剤を投与するタイミングは発症までに自力投与か、暴走時に他者が懐まで飛び込んで打ち込むパターンが多い。解毒剤の改良が進み、暴走中でも鎮静効果が出るようになった。距離を詰める事が難しい場合は銃弾型を使用する。
・解毒剤の投与直後に戦闘復帰するのは危険
解毒剤でウイルスは除去できるが、完全に除去されるまでは時間を要する。解毒剤を飲んだ直後に動き回ると、交感神経に反応して除去中のウイルスが活性化する事があり、再暴走の危険性がある。追加で解毒剤を飲む事でその進行を遅らせる事はできるが、三本目以降から薬が効かなくなる。なるべく動かない方が吉。
・ルイウウイルスの侵食のスピード
大体1週間放置すると人としての生存方法を捨て始め、2週間でルイウ化が大幅に進行する。リミットは大体1ヶ月。解毒剤が利かない領域になると手遅れとなり、ルイウ討伐の扱いとなる。かつての同胞を殺める事となるため、早めの対応が基本とされる。
自警団に通報して対処してもらう方法も推奨されている。
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