世界観の詳細

2023年改定版


セカイ

時間や季節 四季あり。時間が止まる&飛ぶといった不具合は生じない。2024年から年齢加算が停止し、外見年齢表記となる。
生物 基本的にルイウとプレイヤーのみ。ただし幻影・具現・寄生(イカの背中の寄生植物)などはプレイヤーの付属としてカウント。
人口 実際の日本の人口の半分も無いと言われている。都心部や人気スポットにはプレイヤーたちが集まり、人混みができる。ブレスト制度により、人口は大幅に増えつつある。
建物の修復速度など
大抵は数日で綺麗に修復されるが、規模によって数か月から年単位で変動。建物を破壊しても修繕費は基本的にかからないが、特別な条件の建物(修復不可なもの)の破壊に関しては賠償金が請求される場合がある。
食材 基本的にルイウ以外の生物が存在しておらず、食材および畜産物関係はネット購入&転送の形で届く。植物や野菜は畑で育成されている描写がある。
 交通機関  車、電車、新幹線、飛行機など存在し、現在ではそれなりの交通量となっている。ワープゲートが最も利用料が高い。
資金調達 主にルイウ討伐か商売、依頼報酬金で得る。

討伐訓練施設【AW(アナザーワールド)】

 

 

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本システムの概要
プレイヤーの記憶データを基に、過去に討伐した事のあるルイウを特定の空間で再現させる。 実体を持って投影することで、再戦することが可能。これにより不安定な環境下での遭遇戦によるものではなく、安定的な環境下での討伐のトレーニングを可能にした。
プレイヤーの記憶によって見た目や挙動が投影されるが、ルイウウイルスの再現まではされない。これにより、MOのリスクを考えずに討伐の練習ができる。

基本的な使用方法(一般人向け)
素人でも扱えるように設定されており、無人でも稼働できるようになっている。 討伐したいルイウのレベルを指定し、その数字に合わせた強さのルイウが投影される。 基本的には自分の討伐経験のあるルイウが投影されるが、指定レベルにないルイウの場合はデータを任意で提供したプレイヤーのルイウが投影される。 投影中は投影物が実体を持つ為、投影物並びに被験者は相互に物理的な干渉ができる。 ルイウの討伐完了によって終了する。また討伐が無理だと判断した自己申告、生命並びに精神が危ぶまれたとシステムが判断した場合は強制的に終了となる。

その他
参考:トラストAW編
・開発者は白谷守一
・AWは岐阜のメモリアルセンターの位置に存在する。
・AW内の壁についてはワープゲートの原理を応用し、稼働している時は空間が拡張されて狭さを感じない面積を確保している。
・元々はプレイヤーの残存していた前世の記憶と志技の因果関係の研究中に得たヒントで作られた。
・2021年のテストプレイの段階では記憶を元に時間の座標まで動いてしまう不具合によって事実上の時間逆行を起こしていた。その後原因が解明され、このバグは修正されている。
・2023年にはこのバグを悪用しようとした者が居る事も発覚。守一はアベンジの襲撃以降、セキュリティを強固にするため、厳しい解錠の条件を設けた。

 

 

武器

初期の入手タイミング セカイに来て間もない場合は、セカイに降り立った時に手に握っている・近くに転がっている・誰かから貰い受けるなどといったイベントで所持される。
次世代の武器取得 大抵は親が購入したり継承、あるいは教室で入手する事が多い。
 追加購入やメンテナンス  武器屋(風見鶏)、鍛冶屋(秋陰)、セルフカスタムなど。
耐久性 武器によるが基本的に丈夫。
覚醒 戦闘中に武器が強化・変化される描写あり。(教員試験編、阿蘇山熱界編)

プレイヤー

基本的なプレイヤー 痛覚があったり血が通っているため、一概に電子世界の人間とは言い難い。「限りなく人間に近い電子世界の住人」という曖昧表記。生殖機能の有無は現在も議論されている。
属性の自覚 セカイにきた直後から、自身のプロフィール画面で自分の属性が表記されている事があるが、属性のイメージが確定していないと使えない。初見で理解できない特殊な属性や、イメージが苦手なプレイヤーは属性を使いこなせず初期で死亡する事もある。
属性の変化 属性は原則ひとつであるが、無属性だと思っていた状態から本来の属性になる場合や(山さん)、メモリーの介入で属性が統合する場合(直、真木)、メモリーを含んだ遺品の所持で一時的に属性が変質する場合などがある。後者2つは特殊例なのでキャラメイクでは非推奨。
死亡時 基本は灰になって何も残らないが、武器や身に着けていた一部が遺品として残る。
身体能力 現実世界と比べて身体能力は高め。小さい傷なら自動修復機能によってすぐ完治する。あとは実力やスキル、立ち回り次第で変化。
修復速度 全員に備わっている機能。セカイの人体構築上外せない要素となっている。目で見えるスピードで傷が治っていくが、ルイウウイルスを体外に出し切る前に傷が塞がってしまうため、MOになるデメリットを持つ。
深い傷や致命傷などで治癒が追いつかず、細胞ごと死んだ場合は欠損や障害として残る例がある(八雲の火傷跡、の耳の欠損・難聴など)
 半角カタカナのID  プレイヤー側の固定コード。一度確定すると変えられず、名前を改名してもIDは変化しない。偽名対策にもなっている。
前世の記憶 旧名は残存記憶。基本的にセカイに来る前に消去されているが、何らかの拍子で思い出す事がある。生活に支障が出る場合はセカイに申請して再度消去を依頼することも可能だが、志技のヒントから遠ざかることにもなる。
志技と異なる覚醒

成長演出として武器側の覚醒や、新しい固定技完成などで描かれる。セカイでは強い念が何らかの形で作用される事があり、それが具現化される。志技はこの前者を踏まえた上で描くのが好ましい。

CPU CC事件以降にセカイの司法管理者としてジュージェの名で降り立つ。身体能力にチート設定が組まれており、死亡しない。
ブレストチャイルド セカイで構築された第二世代プレイヤー。人体の構築プログラムは親元のデータを使っているため、CPUではない。まだ謎が多い段階。

治安

当セカイでは活動の自由度が高い分、自己防衛を強いられている。

ルイウ駆除にはルイウ現地調査員、システムエラーは有志の技術者とセカイで連携、犯罪関係は自警団が担当している。

ある程度は端末で行動履歴を記録しているが、行動を抑制できるわけではない。

殺傷行為や窃盗、人工ルイウの生成、ライセンス無しの活動、システムの無断侵害などが代表的な犯罪に該当。

しかし罰金や懲罰があっても比較的軽い傾向にあり、死刑が存在しない。

現時点の重犯罪者でも永久凍結の処理となっている。

治安部隊への移行に伴い、極刑の在り方として司法ライセンス所持者とセカイと議論されている。

ライセンス

カードの形で交付され、〇〇証の名で所持している。

セカイ専用のライセンスを取得する際、チュートリアルの履修完了証が前提となる。

教員 セカイに来て間もないプレイヤーに対してチュートリアルを開き、履修完了証を交付する権限を持つ。セカイの概要や属性の種類、生活方法を教える「座学部門」、討伐やMO対応に必要な事を指導する「実技部門」の2種類が存在する。セカイ専用のライセンスを取得する際、履修完了証が必要となる。
取得試験

2016年の教員試験編から試験内容が変更されている。

座学部門:無属性でも可能。筆記試験の難易度が高め
実技部門:簡易な筆記試験・実技試験:6レベルのルイウソロ討伐

備考 当ライセンスは以後のアカデミーの教員免許としても適用される。
凍結権限 プレイヤーの人権に携わるライセンス。違反したプレイヤーや、罪を隠したプレイヤーをシステムに報告し、一定期間の拘留・禁固刑を執行する事ができる。属性の停止を下す事もできる。ただし悪用した瞬間、このライセンスは剥奪される。甲・乙の2種類があり、凍結可能範囲が異なる。
備考  基本的に自警団及び治安部隊の上位プレイヤーが所持している。
専属技術 セカイのシステム開発や不具合対策に携わり、端末のアプリ開発なども含まれる。五百の凍結解除は特殊権限ではなく独自技術なのでここに該当する。
備考  五百、守一、大黒屋など
医療 3段階に分かれている。最上位は医師免許相当、次点で看護師。最下位のランクでは解毒剤の複数所持が認められている。
備考  最上位のライセンスは試験難易度高め。

乗り物全般:教習所で取得可能。学習は基本的にAI指導 

特殊な権限関係

知事 ノーザンライツ 2024年以降。このセカイにおける知事は各都道府県下の整備や統治、重要書類の認可などを担う。まだ試験的な動きであり、常に多忙と言われている。
司法 ジュージェ 法的処理の権限を持つ。現在はCPUのジュージェだが、2024年以降はプレイヤーでも試験に合格・実務経験次第で運用開始となる。
メモリー転送補助 世間では「死神ライセンス」と呼ばれていた。周知度が最も低く、都市伝説とも言われていた影のライセンス。セカイに漂うメモリーを回収し、メモリールームに転送する役目を担う。このライセンスを所持していないとメモリーは見えない。CC事件以降メモリーの自動回収率が上がり、当ライセンスの悪用によってCC事件が起きた事で近年廃止の方向となった。
AW操作管理 白谷守一、織部八 当開発者。AWのオート操作以外の細部に触れられる。
古ルイウ抹消  八重冬花 セカイに直談判して取得。封印状態の古ルイウを消去できる権限を持つ。
ルイウ所持 イカ、木乃 ルイウを所持したり保護する際に必要なライセンス。低レベルであってもルイウは危険動物として扱われているため、飼育許可証が必要となる。ルイウ保護区の管理者になる際にも必要とされる。