シーナ



【代表的なシーン】

 

「おれのかたち、どんなだっけ」

 

「…シーナ」


これが、自分の名前。知らないものを見たようなその表情に、守一は唖然としていた


「…お前、本当に大丈夫なのか……?」

 

はじまり編より


 名前:シーナ

性別:男

年齢:6

誕生日:2月15日

登録エリア:愛知エリア

所属チーム:未所属

 

紹介文

野良猫のようにすばしっこく立ち回る下級者の少年。最初は自分の変化属性が他のプレイヤーを惑わせている事を理解しないままに渡り歩いていた。H8との出会いをきっかけに、チーム加入の条件でスイの下でチュートリアルを受けた。履修完了後はH8が住まうシェアハウスで暮らしている。

 

ランク:下級者

武器:収納式鉤爪(両手両足に装備・元はただのグローブや靴、自身の変化属性で変形させて使用する)

属性:変化

戦闘スタイル

変化能力や元より軽い身のこなしによる陽動や動線確保がメイン、他プレイヤーの補佐や斥候が得意分野。

 

【へんしん】

自分の姿を任意に変化させる。構造まできちんと理解しているものにしか化けられない。

他人に擬態する技も修行により習得したが余程よく観察把握出来た相手に限られる。

無機物に化けるのは苦手で一番スムーズに化けられるのは生前の猫の形。

 

修行前は無意識でルイウにも化けていたがあくまで "のようなもの" 、注意深く観察ができれば不定形でそれらしいだけのハリボテなのが目視でも分かる。

ルイウ姿が色や形が違っても必ず返り血模様になるのは前世死亡時の強いトラウマからくる "こわいかたち" の具現。

修行で技の精度が上がる代わりに初期によく変化していた人と獣の中間じみた半端な形や、"のようなもの"のルイウに似た不定形の姿には化けられなくなった。(※きちんと観察把握したルイウや獣には化けられる)

 

【かぎづめ】

 自分以外の物質を任意に変化させる。変身技と同じく、扱えるのは構造をきちんと理解したもののみ。大きさと強度は両立しづらい(大きい形に変えるほど脆くなり、特に集中が必要で消耗も早い)

武器の収納式鉤爪はよく知っている生前の自分の爪のかたち、袖口や靴に仕込んだ金属プレートを変化させて維持する。手足の爪は特に意識して修行を重ねていて強度や安定度が高く、滅多な事では崩れない主要武器。

両手の爪はワイヤー射出でフックショットの様な使い方が出来るよう新たに修行中。

 

 

一人称、二人称、三人称

 おれ、おまえ、あいつ

 

外見的特徴

前髪にV字模様の入った灰まだらの銀髪、警戒心の強い睨み癖のある青色の眼。細身で身軽な小柄寄りの体格

 

好きなもの :牛乳、魚、かつおぶし

嫌いなもの :刺激物、きゅうり

 

 

経歴


・セカイに来る前

とある女優に可愛がられていた飼い猫、引き取られた子猫時代のあまりの愛らしさに飼い主が性別を勘違いして女の子の名前がつけられる。

飼い主の長期撮影について訪れた場所で運悪く大規模な水害に被災、飼い主と共にキャリーケースごと流されて死亡。流されながらもケースを開けて逃がそうとした飼い主に瓦礫が直撃、眼前で浴びた飼い主の返り血が最後の記憶で血や赤色に強いトラウマを持つ。当然ながら水や流水も苦手。

 

・セカイ入り直後~H8と出会うまで

"自分でケースを開けてあの手を掴んでやりたかった" という強い後悔をセカイが汲んだのかは不明だが気づいた時には飼い主と同じ形の "掴む事のできる手" を持っていた。

知らない街の知らない路地裏で右も左も自分の形すらもわからず混乱している中で発現した変化属性が暴走している所を運悪く他のプレイヤーが目撃、ルイウと勘違いされ討伐されかける。

その後も変化属性は制御が覚束ず、度重なる他プレイヤーの襲撃には"つよくてこわいかたち" に姿を変えて威嚇応戦しつつ逃げ回っていた。

生前の飼い主経由の見聞で人の暮らしに必要な知識は最低限持っていたもののセカイ特有の物や現象については何一つ分からないまま、自分の能力についても無意識無自覚で他プレイヤーから襲われる時と襲われない時とがなぜあるのかも理解できていなかった。(※自分がルイウの姿に変身している事を自覚していなかった)

 


・代表的な外伝や作品

 

はじまり編

 

その他の設定


・プレイヤーID:【キトンブルー】

 

余談(過去の設定など書ききれないもの)

・身長120cm